仕事を始めた頃は、誰もが技術をもっていなかった。

 

その代わり、人の役に立ちたいと心から思う情熱があった。

 

 

しかし長年働いているといろんなことがある。

 

家族が病気なって仕事に行けない。

 

家族の転勤で引っ越さなければいけない。

 

子供を育てるために休職する。

 

職場が合わない。

 

 

続けることは簡単そうで難しい。

 

それでも医療を続けられる人もいる。

 

 

自分の目指した仕事を続けられることで、たくさんの人々に育てていただいていると私は思う。

 

今はまだいろんな働き方を提供できるほど、医院が大きくなってはいませんが、

 

 

みんなの思いを一つに、いろんな働き方や治療を提供できる会社になれたらいいなと思います。

 

現代では、たくさんの人がSNSで情報を発信しています。

 

私はこれまで自分が情報を発信することは、

 

いろんな意味で怖いなと思っていました。

 

「特に書くこともない」

 

「書いて苦情が出たら嫌だな。」

 

「全然読まれなくて、自己満足だと思われたら嫌だな。」

 

 

一字の文字の間違いもよく目立ちます。

 

また文章の質から、性格を分析され、会う前から

 

あの人はそういう人だと判断をされてしまうかもしれません。

 

 

 

無難に情報を発信しようとすればするほど、

 

つまらないものになりそうな気がします。

 

 

逆に無理に楽しみを持たせようとすると、

 

嘘や大げさなものになったりすることもあるかもしれません。

 

 

人は誰でも、できれば批判されたくありません。

 

 

たくさんの人のSNSを読む中で、感じることがあります。

 

それは、多くの賞賛やアドバイスも、

 

文章を書く人自身のやりたいことがしっかり決まっていると、

 

様々な人のいろんな意見も参考にできるのではないかと思います。

 

 

そういった意味で、人の話を聞ける人になれたらいいなと思います。

 

 

 

 

「特に夢はないんです。でも、なんとなくあったらいいなと思います。」

 

社員と話をする中で、夢は何かと聞くと、こういう風に答える社員がいます。

 

 

私は、夢がなければいけないとは思っていません。

 

夢がないことがダメだとも思いません。

 

わたしのやりたいことも夢と呼べるようなものかどうかわかりません。

 

 

もし仮に神様がいるとしたら、

 

夢を隠してくれているんじゃないかなと思う時があります。

 

与えられた課題に対して行動できる力を身につけていない人に夢が降ってきたら、

 

夢があるのに行動できなくて、

 

夢が叶えられなくて、苦しくて病気になっちゃう。

 

だから今与えられたことを一生懸命やり続けてみようと思います。

 

そうすれば実力がついて、降ってくる夢に気がつくかもしれません。

 

今夢がないのはもう少し頑張ってみたらという神様の優しさかもしれません。

 

 

「夢があるから行動できるんじゃなくて、行動できるから夢がついてくる。」

 

YCではそういう教えになりつつあります。

 

 

 

 

 

治療によって失ってしまった歯の被せ物や入れ歯は、

 

ほとんど全て歯科技工士さんが作ってくださっています。

 

私たちは技工士さんたちの技術力に敬意を払っていますし、またなくてはいけないパートナーです。

 

 

彼らはスペシャリストで、血の滲む努力を重ねて、毎日患者さんの歯を作ってくださっています。

 

一つの被せ物を作るのに、多くの手間と時間がかかります。

 

手間暇と技術力を考えると、決して楽な仕事ではありません。

 

 

これまでも技工士さんの労働環境が取りざたされています。

 

 

私たち歯科医師にも考えなければいけないことがあると思います。

 

どうしたら安定した勤務体系や、給料体系を提供できるのか、

 

歯科医師側からも考えていかなければいけないと思います。